なぜ白米を食べてはいけないのか!?食べるならインディカ米でダイエット - HAPIVERI

なぜ白米を食べてはいけないのか!?食べるならインディカ米でダイエット

白米は嗜好品か?

数年前に大人気だった書籍「炭水化物が人類を滅ぼす~糖質制限からみた生命の科学~
この本は炭水化物、特に白米を食べることが、体を不調になってしまうということが書かれています。この結果、糖質制限ブームが起き、白米を食べない人たちが増加しました。回転寿司でネタだけを食べ、シャリを大量に残していくマナーの悪い客がいたこともニュースになりました。

書籍の中で、白米は嗜好品であると書かれ、歴史を遡りながら、現代の人たちがいかにして白米を主食としてきたかが紐解かれています。有名な話では、江戸時代に参勤交代で江戸に出向いた人たちが仕事を終え、故郷に帰ってくると脚気になった患者が続出しました。ご褒美に出た銀シャリ(白米)を食べたことが原因でした。江戸に行くと病気になって帰ってくる。これが「江戸患い」と呼ばれる所以です。

白米(ジャポニカ米)は高GI値食品

白米の特徴はGI値が高いことです。GI値は「グリセミック・インデックス」と呼ばれる指数で、食べた時の血糖値の上昇スピードを数値化したものです。食後、血糖値が急上昇し、体内(腸)でインスリンが大量に分泌され、糖質の吸収が速くなります。また肥満の原因にもなります。これを折線グラフに表すと、急激に上昇し、急激に下降するグラフができるため、まるでスパイクのように尖って見えることから、「血糖値スパイク」と呼ばれています。
また白米は精米しているので、食物繊維が少ないことも特徴です。

食後に眠くなるという経験は、皆さんもきっとあるはずです。この食事を見直せば、午後のパフォーマンスが下がることがありません。そのためにお米を主食とする日本人は何を食べたら良いのでしょうか?

インディカ米は血糖値スパイクが起きにくい

私たちが食べているお米は「ジャポニカ米」と呼べれています。これとは別に、タイやベトナムで食されているのが「インディカ米」。アジアン料理屋さんに行くと出てくる、あの細長いお米のことです。

インディカ米はGI値が低く、腸からの吸収が遅いことが特徴です。筆者が子供の頃、地球の寒冷化により国内のお米が育たず、政府は急遽「輸入米」で対応した時期がありました。食卓に並ぶ食事のお米は、細長いお米になり。家族が「美味しくない」とよく言っていたことを覚えています。そういえばゴキブリが入っていただとか、ニュースを見た記憶もあります。

インディカ米のメリットは「太らないこと」も挙げられます。よくベトナム人は太っている人が少ないと言われますが、これはインディカ米が関係しています。日本では最近バインミー屋さんが増えていますが、ベトナム人はあまり食べないそうで、基本はお米だそうです。この太らない主食に秘訣があります

子供の受験勉強やスポーツのお弁当に最適

僕の経験上、子供が習い事や学校に持っていく弁当に、白米を持たせたくありませんでした。すると今度は何を入れてあげたら良いのかわからなくて、困っていたところに「インディカ米」の存在を知りました。特に「ジャスミンライス」が良いということで、調べたらコストコで販売していました。値段も高くなく、一見、日本のお米とも変わらないし、ジャスミンライスなら美味しいので、子供たちも食べてくれます。

チャーハンやチキンライスにも最適で、日本のお米より調理しやすい。もしお子さんの成績やスポーツで、午後になると体がだるくてパフォーマンスが落ちるとなれば、それは血糖値スパイクを起こしているからかもしれません。糖中毒を抜けるためにも、まずはお米から変えてみましょう

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