2022年2月、バルト三国の一つであるラトビアは、リモートワーカーとデジタルノマドを対象とした「ラトビアデジタルノマドビザ」を導入しました。このビザは正式には「Remote Work Visa」と呼ばれ、EUおよび非EU市民が最長2年間、ラトビア国内に滞在しながら海外の雇用主やクライアントのために働くことを可能にするものです。ラトビアはこのビザを通じて、デジタル技術を活用した働き方の革新と国際的な人材誘致を目指しています。
マルタのデジタルノマドビザ(正式名称:Nomad Residence Permit)の申請は、比較的シンプルなプロセスとなっています。マルタの管轄機関であるResidency Malta Agencyに必要書類を提出し、審査を受ける流れとなります。申請から許可までは通常30日程度かかるとされていますが、書類の不備がなければ比較的スムーズに進むことが多いようです。